1週間でゲームを1つ作ろうとしたけどできなかった話

あらすじ

某ゲームの製作者へのインタビューで
「3、4日ぐらいで原型はできてました」
みたいな文を見つけたので自分もやろうと思った
ただ色んな事情で1日すべてをゲーム製作には使えないので
1週間で作るか
っていうことで挑戦開始

1日目

主にイデア出しがメインの日だった
1週間で作れて、規模が大きくなくて、操作も単純で、1人で作れて・・・
音楽も絵も入れられないから最低限の要素だけで・・・
とかいろいろ考えていた結果

の3種が思い浮かんだ
後者2つはまず音楽がないと無理やんけ+リズム判定が難しいので候補から消去

ってことで1つ目の案を作ることに
そして、物理演算を使うからunityを選択

初日は物体を出したり、スクリプトの書き方を思い出したりしていたと思う

2日目

主にカメラとプレイヤーの挙動に悩まされていた気がする
FPS視点なのか、TPSなのか
WASDなのかそれ以外なのか・・・

めり込ませるためにisTriggerとかの挙動にも悩まされていた

この頃に、まな板でものをめり込ませる、とかいう謎設定も考えていた

3日目

物体をふっとばしてめり込まさせるという挙動を、z軸方向のみにおいて実現した
ちょっと楽しかった
まぁここが楽しくなかったらこの時点でおじゃんだったと思う

本当であれば全方向において実現させたかったけど
3次元を扱うには、座標変換系がわかってないと本当に何もできない

そして、この時にゲームのゴールがないと気付く
自分でゴールを設定してもらうゲームもあるが、このゲームではそれはできなさそうだと考えた
めり込ませるだけで果たして目標をもって何かを作ってもらえるのかってね
プレイヤーが物体を自由に生成できるようにしようとも思ったが
めり込むだけでモノが作れるのだろうか・・・
結局、簡単なステージ作るかってなった

更に、ゲームが完成しなかった時のことを考え始めた
言い訳は沢山思い浮かぶので、できなかったら日記にでも書くか
ってことでケリをつけておいた
言い訳製造機になるとまず手が動かん

4日目

ゲームのゴールを作るにあたって、めり込ませるだけではどうもいい案がなかった
しかもめり込ませられるのは1方向だけだしね
短所を長所にとは言うがまぁ無理でした

そこで、1つルールを追加して引き裂くってのを入れようと考えた
確か、物体に対して2つ何かめり込ませて、その2つを正反対に引っ張ったら
物体が引き裂けそうじゃない?
って思ったからだったかな

んじゃ作るかってなったけど方法が思い浮かんでなかった

この頃には、FPS視点でWASDで動いてスペースでジャンプしてっていう
移動の基本ができてた気がする

5日目

まだ引き裂く方法を実現できてはいなかった

ゲームのゴールは、何か簡単なステージを抜けてポテチの袋でも開けてもらうか
って考えていた

この時点で完成は6割方諦めていた

6日目

なんとか、1方向のみにおいて引き裂けるように見せることができた
でっかいオブジェクト1つ用意して、条件を満たしたら2つ新規作成するっていうだけ
これもできたときは面白かった

それからマウスを画面内に固定できるようにした
ついでにエスケープボタンで一時停止はつけておいた
マウスポインタ固定FPS視点だと動作停止ボタン押せなくて不便だったからね

そして、完成できなかったので供養動画をついったに投稿してこれ書いてる


反省会

  • なぜ7日やらなかったか

そもそも0日目にこの挑戦を考え始めてたからね、そう考えれば実質7日

  • 割と思い出しがあやふや

1週間ぐらい覚えてるやろって思ったのが間違い
予想以上に色んな知識を調べて回ってたせいで情報過多
最初から日記付けていれば、もうちょい良い日記になってたかもしれない

  • なぜ完成しなかったのか
  1. 作り始めにゲームのゴールが見えてなかった
  2. 知らない知識が多すぎた
  3. ルール実現への道筋が見えていなかった
  4. 途中で新ルールを追加した
  5. (あまりやる気を向けられなかった)
  6. (時間が足りなかった)

規模が大きかったから、ルールが複雑だったからとは思わない
自分のゴールはルールを活かしたステージを1つ作るだったし
まぁ、この自分のゴールもあやふやですねぇ・・・
何をすればめり込みや引き裂きで楽しんでもらえるかがわかってない
何かをめり込ませたり引き裂くだけで面白いと思ってたが果たして

後者2つはおもっくそ言い訳
製作時間、ばらつきはあるけど一日平均4、5時間かなぁ
そんなにやってた気がしないけども

  • これ面白い?楽しい?

んーーー、面白くはなりそう
ちょっとポイ捨てするには惜しいかなって思う
でも継続開発はしないかなぁ

  • なぜ途中でルールを追加した

どうしようもない悲壮感から・・・・・・
もっと深く考えていれば、何か浮かんでステージ作るまで行ってたかもしれない
考えても何も浮かばなかったかもしれない
ただ、1つ何かを追加するには結構な労力が必要である
追加をするべきだったかというと、そうではなかったかもしれないが
複数のルールが組み合わさると面白いことも生まれそうというのもわかった
どうすべきだったかはわからない

今後に向けて

  • 高速試作するなら簡単に開発記録を残す
  • 3Dゲーム作るなら座標変換系を勉強する
  • 新ルールを試すには高速試作は有効
  • 世界を作る時はまたこれとは別の話